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株価指数先物【引け後】 祝日明けの米株高を若干織り込む

市況
2023年12月26日 18時11分

大阪3月限

日経225先物 33220 +20 (+0.06%)

TOPIX先物 2334.0 ±0.00 (±0.00%)

日経225先物(3月限)は、前日比20円高の3万3220円で取引を終了。寄り付きは3万3230円と、ナイトセッションの終値(3万3190円)を上回り、小幅に続伸して始まった。現物の寄り付き直前には3万3260円まで上昇したが、買い一巡後は軟化し、3万3130円まで売られた。ただし、下へのバイアスも強まらず、その後は3万3140円~3万3180円の狭いレンジで推移。後場中盤にレンジを下放れ、一時3万3100円と前場に付けた安値を下回る場面も見られたが、25日移動平均線が支持線として機能していた。終盤にかけてはショートカバーが優勢となり、寄り付き近辺まで戻して終えた。

日経225先物はやや買い優勢で始まったものの、積極的な売買は手控えられ、概ねオプション権利行使価格の3万3125円と3万3250円による狭いレンジでの値動きだった。後場に入り若干ショートを仕掛けてくる動きがみられたものの、25日線を割り込むほどのエネルギーは乏しかったようだ。反対に小幅ではあったが、グローベックスの米株先物がプラス圏での推移を続けるなか、祝日明け後の米国市場の上昇が意識され、カバーに向かわせた。

また、本日も東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]、レーザーテック <6920> [東証P]などハイテク株が堅調な値動きを見せていたことも、センチメントを明るくさせていた。米国次第の面はあるものの、日経225先物は25日線近辺での底固めを経て、3万3400円辺りに位置するボリンジャーバンドの+1σ水準を捉えにいく展開が期待されてきそうだ。

明日は年内受け渡し最終日となるため、現物主導で持ち高調整により弱含む場面もありそうだが、25日線に接近する場面では2024年相場への期待感から押し目狙いのロングに向かわせよう。なお、NT倍率は先物中心限月で14.23倍に上昇した。昨日大きく売られた海運株は落ち着いた動きとはなったものの戻りは鈍かった。一方で、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の堅調な値動きによって、NTロングを意識したスタンスに向かわせた。ボリンジャーバンドのバンドは拡大しており、+1σからのリバウンドにより、14.29倍辺りで推移している+2σ水準を捉えてくる可能性がありそうだ。

手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万1733枚、ソシエテジェネラル証券が6708枚、バークレイズ証券が885枚、SBI証券が792枚、auカブコム証券が768枚、JPモルガン証券が627枚、野村証券が617枚、ゴールドマン証券が564枚、日産証券が525枚、松井証券が492枚だった。

TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が1万5832枚、ソシエテジェネラル証券が1万2666枚、JPモルガン証券が4105枚、バークレイズ証券が2186枚、野村証券が2107枚、大和証券が1518枚、ビーオブエー証券が1408枚、ゴールドマン証券が1143枚、三菱UFJ証券が1080枚、モルガンMUFG証券が815枚だった。

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