レノバがフィリピン水力発電事業巡り持ち分法投資損失計上へ、最大12億円
レノバ<9519>は5日の取引終了後、フィリピンのキアンガン水力発電事業を進める持ち分法適用会社に関し、関連会社出資持ち分の損失を計上すると発表した。同事業では完工確度を高めるために工事の設計変更を行い、事業規模を縮小。設備容量を17.4メガワットから8.3メガワットに変更する見通しとなった。これに伴い、レノバの子会社が出資する持ち分に関して全額の引き当てを行うため、最大12億円の損失の計上を見込む。24年3月期の業績への影響は精査中で、公表すべき事項が生じた際には速やかに開示するとした。