アオキスーパがMBOを発表、TOB価格は3800円
アオキスーパー<9977>がこの日の取引終了後、MBOの一環として青木俊道社長が代表を務める不動産会社の青木商店(名古屋市中村区)が、同社株の非公開化を目指してTOBを実施すると発表した。
非公開化したうえで一層の経営の効率化・健全化を図り、ローコスト経営を追求することで、グループの中長期的な企業価値向上を図るのが狙い。TOB価格は1株につき3800円で、新株予約権は1個につき8万8500円。買付予定数は281万5986株(下限80万5500株、上限設定なし)、買付期間は1月9日から2月20日までを予定している。また、TOB成立後、アオキスーパは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株式を1月5日付で監理銘柄(確認中)に指定している。なお、アオキスーパはTOBに賛同の意見を表明するとともに、株主に対して応募を推奨している。