ウエルシアが大幅反落、9~11月期業績の計画未達が売りを促す
ウエルシアホールディングス<3141>が大幅反落した。9日の取引終了後に24年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比7.6%増の9104億6000万円、最終利益は同3.6%減の203億8200万円だった。直近3カ月間となる9~11月期では売上高は同5.7%増の2994億4200万円、最終利益は同2.5%増の41億4900万円と増収・最終増益を確保したものの、計画に対してはともに未達となっており、売りを促す要因となったようだ。
9~11月期は前の年にコロナ第8波があった。23年の9~11月期はコロナ関連需要の反動減が出るなかで既存店売上高は増収基調を続けたが、9月を境に伸び率は鈍化した。また、11月の既存店客数は前の年の同じ月を下回った。