ニューテックが大幅反落、製品売り上げ落ち込み第３四半期は増収減益
ニューテック<6734>が大幅反落している。９日の取引終了後に発表した第３四半期累計（２３年３～１１月）連結決算が、売上高２５億６００万円（前年同期比３．５％増）、営業利益２億６００万円（同２３．５％減）、純利益１億５９００万円（同１８．１％減）と増収減益となったことが嫌気されている。
ストレージ製品に関して、ＲＡＩＤ製品、ＮＡＳ製品、ミラーカードのいずれもが前年実績に及ばず、ストレージ本体及び周辺機器を含む製品売上高が落ち込んだ。医療機器の新規取引により商品売り上げが大きく伸長したほか、サービス売り上げで保守契約が増加したものの、製品売り上げの落ち込みの影響をカバーしきれなかった。
なお、２４年２月期通期業績予想は、売上高４１億８９００万円（前期比１４．５％増）、営業利益４億４８００万円（同横ばい）、純利益３億１９００万円（同横ばい）の従来見通しを据え置いている。