ミライトワンは5日続伸、再生可能エネの導入推進に向けた自己託送の実証運用開始
ミライト・ワン<1417>は5日続伸している。午前11時ごろ、グループ会社のソルコム、中国通信資材と共同で、再生可能エネルギーの導入推進に向けた自己託送の実証運用を開始したと発表しており、好材料視されている。
自己託送は、遠隔地にある自社発電所で発電された電気を、送配電ネットワークを介して自社の需要場所に送電する仕組み。同実証運用では、ミライトワンが中国通信資材の物流倉庫屋根上(広島県東広島市)に太陽光発電設備を設置し、離れた場所にあるソルコム広島支店ビル(広島市中区)へ発電した電力を供給する。中国通信資材が太陽光発電設備に必要な設置場所を提供し、ミライトワンとソルコムが協力して自己託送に必要な契約、手続き、施工、運用を担当。運用を通し、需要場所における電気の消費量や発電場所における発電量に関する予測精度の向上に取り組み、予測差が発生した場合のインバランス料金の最小化を目指すとしている。
最終更新日:2024年01月10日 14時08分