ボーイングが続伸 インドのアカサ航空から150機のMAXジェット機を受注=米国株個別
(NY時間10:03)(日本時間00:03)
ボーイング<BA> 206.63(+3.57 +1.76%)
ボーイング<BA>が続伸。インドの新興航空会社であるアカサ航空から150機のMAXジェット機の受注を獲得した。約2週間前にアラスカ航空の機体の一部が吹き飛ばされて以来、同社にとっては朗報となっている。
2年足らず前に運航を開始したアカサ航空は2032年までに737MAX10およびMAX8-200の購入を決定した。この発注にはドアプラグパネルが吹き飛んだMAX9は含まれていない。
アラスカ航空の事故は同社に対する信頼に火をつけた。死者は出ず、飛行機は無事に帰還したものの、今回の事故で同社の安全記録と品質管理に改めて焦点が当たっている。米当局はMAX9型機の運航停止を命じ、同社株も今年に入って22%下落している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美