東京株式(前引け)=続落、利益確定売りで下値探る展開に

市況
2024年1月24日 11時49分

24日前引けの日経平均株価は前営業日比249円42銭安の3万6268円15銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は7億9020万株、売買代金概算は2兆2730億円。値上がり銘柄数は428、対して値下がり銘柄数は1182、変わらずは48銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は幅広い銘柄に利益確定売りが出て、日経平均は3万6200円台まで水準を切り下げた。前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちの展開だったが、東京市場でも目先高値警戒感から上値を積極的に買う動きはみられなかった。日銀金融政策決定会合の通過後に国内金利が上昇傾向にあり、これが投資家のセンチメントを冷やしている。日経平均は朝方から下値を探る展開となったが、売り一巡後は押し目買いで下げ渋るなど下値抵抗力を発揮した。ただ、前場後半から再び売り圧力に押し込まれる形で下げ幅を広げている。個別株はプライム上場銘柄の7割強が下落した。

個別ではレーザーテック<6920>がやや売り優勢の展開だったほか、ファーストリテイリング<9983>も安い。ソニーグループ<6758>も冴えず、任天堂<7974>も売りに押された。不二製油グループ本社<2607>が急落、住友林業<1911>の下げも目立つ。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクに買いが集まり、東京エレクトロン<8035>が堅調、ソシオネクスト<6526>も商いを伴い上値追い基調を続けている。SCREENホールディングス<7735>も買われた。霞ヶ関キャピタル<3498>、Genky DrugStores<9267>が急騰、円谷フィールズホールディングス<2767>も大幅高となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.