今日の為替市場ポイント:米国経済の持続的成長への期待でドルは底堅い動きを維持する可能性

通貨
2024年1月26日 8時13分

25日のドル・円は、東京市場では147円42銭から147円88銭まで反発。欧米市場では147円92銭まで買われた後、一時147円09銭まで売られたが、147円71銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に147円台で推移か。米国経済の持続的成長への期待でドルは底堅い動きとなる可能性がある。

欧州中央銀行(ECB)は1月25日開催の理事会で主要政策金利の据え置きを決定したが、インフレと賃金に関する指標でインフレ率が2%レベルに向かっていることが確認された場合、今年半ばまでに利下げを行う可能性があるとの見方が浮上している。ラガルドECB総裁は夏以降に利下げがあり得るとの見方を伝えているが、短期金融市場では4月利下げの確率が上昇しており、年内の利下げ幅は1ポイントを超えるとの見方も出ている。ECBによる利下げのペースはデータ次第となりそうだが、2024年は欧米中銀の大幅利下げが想定されており、各市場で金利低下を想定した取引が増えることになりそうだ。

《CS》

提供:フィスコ

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