決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … 邦チタ、コメリ、HIOKI (1月19日~25日発表分)

特集
2024年1月27日 15時30分

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から26日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 未来工業 <7931>

24年3月期の連結経常利益を従来予想の60.4億円→67.6億円(前期は41.5億円)に11.8%上方修正し、増益率が45.7%増→62.9%増に拡大し、従来の10期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.2 小松ウオール <7949>

24年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.4倍の26.8億円に急拡大し、通期計画の34.7億円に対する進捗率は77.5%に達し、5年平均の55.0%も上回った。

★No.3 HIOKI <6866>

23年12月期の連結経常利益は前の期比13.0%増の82.3億円になり、24年12月期も前期比6.8%増の88億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<7931> 未来工業    東P   +20.47   1/25   3Q    73.38

<7949> 小松ウオール  東P   +10.43   1/25   3Q   142.60

<6866> HIOKI   東P   +9.02   1/25 本決算    6.85

<5727> 邦チタ     東P   +6.54   1/25   3Q   -45.21

<9795> ステップ    東P   +2.63   1/25   1Q    3.87

<8218> コメリ     東P   +0.92   1/23   3Q   -15.35

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。

「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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