「ロボット」が17位、技術立国日本の大得意分野で再脚光<注目テーマ>

特集
2024年1月30日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  半導体

2  人工知能

3  生成AI

4  半導体製造装置

5  地方銀行

6  TOPIXコア30

7  円高メリット

8  パワー半導体

9  JPX日経400

10  ディフェンシブ

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ロボット」が17位にランクインしている。

技術立国として日本はやや色褪せた印象はあるものの、装置関連分野で今なお世界屈指の実力を有しており、例えば半導体供給では台湾や韓国に大きく抜かれてしまったが、半導体製造装置分野では世界トップシェアを有する企業を数多く抱える。また、ロボティクス分野でも抜群の商品競争力を誇る企業が目白押しだ。

生産ラインの省人化や合理化に貢献する産業ロボットについてはグローバルベースで半分近い商品シェアを誇っているが、個別企業でみると、ファナック<6954>が世界でも一頭地を抜く存在で、安川電機<6506>も売上高規模で上位3傑に入るなど存在感を際立たせている。また、製造現場以外でも人とコミュニケーションを図ったり、人に奉仕する役割を担うサービスロボットの普及が加速度的に進んでいる。人工知能(AI)技術の発展もロボットの高付加価値化に一役買っており、近い将来にロボット工学と融合する形で二足歩行ロボットが本格的に普及する公算が大きい。株式市場でも関連銘柄への注目度が足もと高まっている。

関連株の大手では前述のファナック、安川電のほか川崎重工業<7012>や三菱電機<6503>、オムロン<6645>、ヤマハ発動機<7272>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、ナブテスコ<6268>などが挙げられる。このほか、中小型ではCIJ<4826>、JUKI<6440>、川田テクノロジーズ<3443>、JRC<6224>、協立電機<6874>、CYBERDYNE<7779>なども注目される。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.