コマツはマド開け大陽線示現、北米好調で値上げ効果も加わり4~12月期営業3割増益
コマツ<6301>がマドを開けて大陽線を示現、7%高の4198円まで駆け上がり、昨年9月下旬以来約4カ月ぶりの高値をつけた。30日取引終了後に24年3月期第3四半期(4~12月)決算を発表、営業利益は前年同期比31%増の4534億2100万円と大幅な伸びを達成した。同期間としての過去最高を更新し、これをポジティブ視する買いを呼び込んでいる。同社は売上高の約9割を海外で占めているが、北米などで建機の需要が増勢で値上げ効果も発現している。24年3月期の営業利益は前期比12%増の5480億円と2ケタ成長で過去最高を予想している。好調な業績を評価する買いが活発化し売買高も高水準に膨らんでいる。