株価指数先物【昼】 売り一巡後は3万6000円辺りでの値動き

市況
2024年2月1日 12時01分

日経225先物は11時30分時点、前日比360円安の3万6010円(-0.98%)前後で推移。寄り付きは3万5850円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万5875円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。寄り付き直後に付けた3万5840円を安値に下げ幅を縮めており、一時3万6130円まで買い戻された。ただし、リバウンドの勢いも限られており、中盤以降は3万5920円~3万6120円辺りでの保ち合いを継続。

日経225先物は、売り先行で始まったが、その後は下げ幅を縮めており、3万6000円水準でのこう着となった。ファーストリテイリング <9983> [東証P]やエムスリー <2413> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]が軟調推移で日経平均株価の重荷となっており、リバウンド機運は高まりづらいだろう。とはいえ、日経225先物は3万6000円辺りでの底堅さがみられており、ショートも仕掛けづらいところである。狭いレンジとなろうが、3万6000円割れの水準では押し目狙いのスタンスに向かわせよう。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.20倍に低下した。一時14.23倍まで上昇する場面も見られたが、14.20倍で推移する25日移動平均線を挟んだ小動きである。前日の安値は下回っていないことから、ややNTロングでのスプレッド狙いが意識されそうだ。

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