千代建が反発、トヨタと大規模水電解システムの共同開発へ
千代田化工建設<6366>が反発している。この日、トヨタ自動車<7203>と大規模水電解システムの共同開発及び戦略的パートナーシップを構築していくことで基本合意したと発表した。
トヨタが持つ燃料電池技術を用いた水電解セル・スタックの生産や量産技術と、千代建が持つプロセスプラント設計技術や大規模プラント建造技術を融合することで、競争力のある大規模水電解システムを開発し、急激に拡大する国内外の水素製造市場に対応するのが狙い。今後両社は協業し、世界最小レベルのサイズでありながら、水素の製造効率が高い水電解システムの開発を目指すとしており、25年度からトヨタ本社工場の水素パーク内に水電解システムの導入を開始するという。