株価指数先物【引け後】 値がさハイテク堅調も、ロングの勢いは限られる

市況
2024年2月6日 18時04分

大阪3月限

日経225先物 36080 -300 (-0.82%)

TOPIX先物 2533.5 -24.0 (-0.93%)

日経225先物(3月限)は前日比300円安の3万6080円で取引を終了。米国市場の下落が重荷となり、寄り付き後もショート優勢の展開が続いた。エヌビディア<NVDA>が最高値を更新した流れから、アドバンテスト <6857> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]、レーザーテック <6920> [東証P]、SCREENホールディングス <7735> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が堅調だったほか、後場はトヨタ自動車 <7203> [東証P]の決算反応がロングに向かわせたものの、相場全体を押し上げるインパクトは限られた。

引き続き決算発表の影響を受けることになろうが、トレンドが出にくい状況は続きそうである。日経225先物は3万6000円処での底堅さは意識される一方で、ボリンジャーバンドの+1σ水準を抵抗とするレンジで推移している。ただし、足もとでの膠着により、25日移動平均線とのカイ離が縮小してきており、オプション権利行使価格の3万6000円を中心に、25日線と+1σ水準である3万5500円から3万6500円辺りのレンジを想定しておく必要もあろう。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.24倍に上昇した。ハイテク株の上昇により、相対的に日経平均型優位の展開となった。14.20倍で推移する25日線が支持線として機能しており、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせたようだ。グローベックスの米株先物は、相対的にナスダック100指数の強さが目立っており、米ハイテク株高を支援材料としたNTロングに振れやすい状況である。

手口面(立会内)では、ABNクリアリン証券が2万7250枚、ソシエテジェネラル証券が1万1228枚、サスケハナ・ホンコンが6624枚、SBI証券が3380枚、バークレイズ証券が1668枚、JPモルガン証券が1054枚、ビーオブエー証券が1024枚、楽天証券が954枚、auカブコム証券が910枚、野村証券が910枚だった。

TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万8112枚、ソシエテジェネラル証券が1万6794枚、バークレイズ証券が5115枚、サスケハナ・ホンコンが4411枚、JPモルガン証券が3768枚、モルガンMUFG証券が3495枚、ゴールドマン証券が2793枚、ビーオブエー証券が2669枚、みずほ証券が1428枚、BNPパリバ証券が1245枚だった。

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