いい生活---3Qも増収、エンタープライズ企業へのSaaSの導入に向け注力

材料
2024年2月9日 12時01分

いい生活<3796>は8日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.0%増の20.51億円、営業利益が同25.2%減の1.10億円、経常利益が同6.8%減の1.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.3%減の0.88億円となった。

当第3四半期累計期間においては、主に不動産賃貸管理事業を中核とする比較的規模の大きなエンタープライズ企業への同社SaaSの導入に向け注力してきた。顧客規模の大型化に伴い、ソリューション売上を構成する導入支援プロジェクトについて、全体として要件の複雑化、案件規模の大型化、期間の長期化等の傾向にあり、そのためソリューション売上については前年同期比で減収となった。一方で、エンタープライズ企業への同社SaaSの新規導入や、既存顧客へのアップセル/クロスセル等により、SaaSの月額利用料について平均顧客単価は引き続き上昇の傾向にある。そのため、SaaSの月額利用料収入を中心とするサブスクリプション売上は好調に推移した。また、サブスクリプションの顧客数は12月末時点で1,507法人(前年同月1,492法人)となり、平均月額単価は12月実績約136,000円/法人(前年同月130,100円/法人)となった。

サブスクリプションの売上高は前年同期比8.0%増の18.09億円、ソリューションの売上高は同18.7%減の2.41億円となった。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.4%増の29.50億円、営業利益が同28.1%増の3.00億円、経常利益が同30.4%増の3.08億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.3%増の2.04億円とする期初計画を据え置いている。

《SO》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.