個人投資家・有限亭玉介:割安&業績期待に資金の波続く!今注目される銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2024年2月11日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年2月5日14時に執筆

ここ最近は決算シーズンを経て、日本株はどうなるのかに注視しております。好決算でも決算を節目に売り抜けようとする投資家もおりますので、短期的に見れば決算期は要注意です。ただ、それでも、割安で放置されている銘柄が動いてくる事もあるので目を光らせていきたいもんですな。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

米国のインフレが鈍化へ向かい、為替も円安を維持しております。米FRBに対する利下げ期待も相まって、日本株の上昇へ向けて外部環境は整理されてきたと言えますな。米大統領選挙のニュースもチラホラと報道され始め、候補者が絞られていくと政策関連の思惑買いも流入するのではないでしょうか。

ところで、日本株の一部は長らく割安のまま放置されて来ました。今となっても、まだまだ特定のテーマ株や大型株への買いだけが強い印象を受けます。日経平均が今後史上最高値を更新していくとしたら、特定のテーマだけではなく、中小型の割安株まで幅広く買われるムードが必要でしょうねぇ。あたくしのブログでは、2月度の決算シーズンを経て、好業績&割安で放置されている銘柄は積極的に監視入り&配信していく予定ですので、是非ご期待下さい。

振り返れば2023年3月に始まった東証によるPBR1倍割れ企業に対する事実上の是正勧告から、もう一年が経とうとしております。「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を公開する企業が増え始めて、その数は2023年12月末まででプライム市場では660社(全1656社中)、スタンダード市場では191社(全1619社中)にのぼるようですが、その数字だけ見ていると、まだまだ増える余地がありそうですねぇ。今後の日本株の物色動向の行方を占う意味でもそういうポイントには目を光らせていきたいところです。

さて、当記事ではそんな決算期を睨み、株価に割安感があるものを中心にピックアップさせて頂きました。

1月15日の決算後に動意したシステムインテグレータ<3826>は、増配も併せて発表しましたな。週足では長期の下落基調から、この決算を機に一目均衡表(週足)の雲を上抜く可能性があるか。ERP事業が堅調で、AI事業が今後伸びるか注視ですねぇ。

こちらも時価総額100億以下の小型株から東洋シヤッター<5936>です。1月30日の決算は上方修正と増配を発表し好感されましたな。直近で年初来高値を更新後もPER・PBRは割安ですので、どこまで下値を切り上げるか監視を強めております。

じわじわと上昇トレンドを形成し始めている日本コークス工業<3315>は、2月9日の決算発表後のチャートが気になりますねぇ。PBRは1倍割れで、22年3月に付けた高値(197円)を目指すか監視中。

液晶・半導体製造装置メーカーの芝浦メカトロニクス<6590>は、半導体製造の前工程装置が堅調な模様。コロナ後に半導体ブームが落ち着いて同社の株価も一旦落ち着いたように見えますが、2月8日の決算発表後のチャートを注視したいです。25日線・75日線を上抜いて、再び上昇トレンドに乗るか…。

直近で年初来高値を更新したロンシール工業<4224>は、床材や防水シートなどを手掛ける企業ですな。2月6日の決算発表を通過して、チャートは2000円の大台を目指すか監視を強めております。

最後は2月2日の決算(3Q)にて、業績急拡大&通期計画超過&自社株買いというサプライズで市場を湧かした東京エネシス<1945>には目を光らせております。その割安さという点だけでなく、政府が推進する原発及び電力設備投資関連であるという点も覚えておきたいところです。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を中心にご紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

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