NCDはS高カイ気配、IT関連・駐輪場好調で今期業績・配当予想を上方修正
NCD<4783>はストップ高の水準となる前営業日比300円高の1677円でカイ気配となっている。前週末9日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の決算発表にあわせ、通期の業績と配当予想を上方修正しており、評価されたようだ。今期の売上高予想を235億円から250億円(前期比9.4%増)、経常利益予想を14億円から21億円(同73.2%増)に見通しを引き上げた。経常利益は過去最高益予想を上乗せする形で修正した。IT関連事業において、ジャパンコンピューターサービスを子会社化した影響が出るほか、保険会社向けの案件を中心に業務領域が拡大した。パーキングシステム事業でも駐輪場の利用状況が好調で料金改定の影響もあって、利用料収入が想定を上回って推移。構造改革の成果も出る見込みという。