アーバネットコーポレーション---2Qは2ケタ増収・大幅な増益、不動産事業・ホテル事業ともに好調を維持

材料
2024年2月13日 13時41分

アーバネットコーポレーション<3242>は9日、2024年6月期第2四半期(23年7月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比96.0%増の114.21億円、営業利益が同308.8%増の8.28億円、経常利益が7.20億円(前年同期は0.49億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益が5.10億円(同0.32億円の利益)となった。

前年同期比で大幅な増収増益となったが、その主な要因は、前年度におけるプロジェクトの売上計上が、第4四半期に偏重していたことによるものとなっている。当年度は、投資用ワンルームマンション等合計651戸の販売を計画しているが、当第2四半期累計期間の販売は342戸となっており、残りは第3四半期以降の販売予定となっている。同社グループは投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売を主軸事業としており、竣工に伴う売上計上の時期や金額・利益率がプロジェクトごと、年度ごとに大きく異なることから四半期ごとの売上高や利益は毎年大きく変動する。現時点では、売上高・利益とも概ね期初計画どおり推移している。

不動産事業の売上高は前年同期比96.2%増の113.13億円、セグメント利益は同101.8%増の13.85億円となった。不動産開発販売については、投資用ワンルームマンション5棟342戸及び用地1件の売却により、売上高は同100.7%増の110.42億円となった。不動産仕入販売については、中古マンションの買取再販(1戸)により0.46億円(前年同期は計上無し)となった。その他不動産事業は、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は同14.5%減の2.24億円となった。

ホテル事業については、ホテルアジール東京蒲田の宿泊料等により、売上高は同78.4%増の1.08億円、セグメント利益は0.19億円(前年同期は0.09億円の損失)となった。

2024年6月期通期については、売上高が前期比33.2%増の270.00億円、営業利益が同4.9%増の25.50億円、経常利益が同7.5%増の23.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.1%増の15.50億円とする12月22日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.