日本ヒューム---3Q増収、基礎事業が好調に推移

材料
2024年2月13日 13時54分

日本ヒューム<5262>は9日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.8%増の243.38億円、営業利益が同11.1%増の8.24億円、経常利益が同3.7%減の16.08億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.3%減の13.14億円となった。

基礎事業の売上高は前年同期比10.3%増の159.72億円、営業利益は同176.2%増の8.18億円となった。主力事業であるコンクリートパイル部門の全国需要は前年同期を下回って推移したが、同社は精力的に営業活動を展開した。主に関東・東北地区で受注を伸ばしたことに加え、予定されていた大型物件の出荷が始まった。さらに原材料価格高騰に対する売価改善・コスト削減が進んだことも影響し、増収増益となった。

下水道関連事業の売上高は同2.8%減の72.31億円、営業利益は同22.9%減の7.82億円となった。前半期に比べ若干持ち直したものの、市場の需要が前年同期を下回ったこと等により、減収減益となった。

太陽光発電・不動産事業の売上高は同3.4%増の11.50億円、営業利益は同1.1%増の6.13億円となった。太陽光発電事業は前年同期並みの収入を確保した。不動産賃貸収入は、前年同期並みを確保した。

その他の売上高は同28.9%増の0.46億円、営業利益は同36.3%増の0.36億円となった。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.3%増の323.00億円、営業利益が同5.2%増の13.00億円、経常利益が同2.3%増の21.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.5%増の16.50億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.