「証券」が20位に浮上、業種別指数はアベノミクス以来の高値圏<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「証券」が20位に浮上している。
日経平均株価は13日、1000円を超える上げ幅で一時3万8000円台に乗せた。取引時間中として1990年1月以来、およそ34年ぶりの水準に上昇した。米ハイテク株高の流れを受け、半導体関連株を中心に買われ相場を押し上げた格好だ。バブル時の史上最高値3万8915円(終値ベース)の更新が目前に迫っている。
株式市場が活況を呈すと証券株が買われやすい。株取引の増加によって手数料収入が増えるとの期待が高まるためだ。東証業種別株価指数の「証券、商品先物取引業」は昨年半ばから上昇基調をたどり、今年に入ると新NISA開始による個人投資家層拡大への思惑から一段高に。2月1日に567.19ポイントの高値をつけ、アベノミクス相場が熱気を帯びていた13年5月以来の高値圏に顔を出した。
関連銘柄は、野村ホールディングス<8604>や大和証券グループ本社<8601>を筆頭にSBIホールディングス<8473>、松井証券<8628>といった大手が挙げられる。準大手の岡三証券グループ<8609>や東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616>、中堅どころでは丸三証券<8613>や岩井コスモホールディングス<8707>、水戸証券<8622>などに注目したい。