東京株式(前引け)=前日比245円高、一時3万8100円台に上昇
15日前引けの日経平均株価は前日比245円03銭高の3万7948円35銭。前場のプライム市場の売買高概算は10億2447万株、売買代金概算は2兆8664億円。値上がり銘柄数は414、値下がり銘柄数は1203、変わらずは36銘柄だった。
日経平均株価は反発。前日のNYダウは、半導体関連を含むハイテク株が買われ上昇した。ナスダック指数も値を上げた。この流れを受け、東京市場でも日経平均株価は堅調なスタートを切り、上昇幅は一時400円を超え3万8100円台まで値を上げる場面があった。ただ、買い一巡後は上昇幅が縮小し3万8000円ラインを巡る攻防となった。なお、内閣府が発表した23年10~12月期国内総生産(GDP)の成長率は物価変動を除いた実質の前期比年率換算で0.4%減だった。市場予想の1.0%増を下回った。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株が高く、ソフトバンクグループ<9984>や信越化学工業<4063>も上昇。ファーストリテイリング<9983>が高く、楽天グループ<4755>が急伸した。半面、ソニーグループ<6758>が安く、トヨタ自動車<7203>や川崎汽船<9107>、JT<2914>が軟調。リクルートホールディングス<6098>や資生堂<4911>が値を下げた。