株価指数先物【昼】 NT倍率は昨年6月以来の高値に到達

市況
2024年2月15日 11時57分

日経225先物は11時30分時点、前日比180円高の3万7950円(+0.47%)前後で推移。寄り付きは3万8120円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万8100円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直前には3万8170円まで上昇幅を広げた。ただし、その後は利益確定の動きが優勢となり、3万7920円~3万8060円辺りでの保ち合いを継続している。

日経225先物は買い先行で始まった後は、利食いの動きが優勢となったものの、3万8000円を挟んでの底堅さが意識されており、ショートを仕掛けづらくさせている。オプション権利行使価格の3万8000円を中心とした権利行使価格3万7875円から3万8125円での狭いレンジ推移のなか、短期的なトレードになりそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.69倍に上昇した。昨年6月高値に到達したことから、いったんはNTロングを巻き戻す動きが入りやすい水準でもある。ただし、こう着ながらも東京エレクトロン <8035> [東証P]、ファーストリテイリング <9983> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]などが相場をけん引するなか、日経平均型優位の展開は変わらない。6月高値を明確に上放れてくると、次は2021年2月高値の15.68倍が意識されてくるだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.