個人投資家・有限亭玉介:決算通過では低PBR株に注目!思惑・期待が広がった個別株とは?【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2024年2月17日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年2月12日10時に執筆

決算が一巡して「今年の日経平均は4万円を突破できるのか…」そんな言葉さえ世情に浮かんでくるようになっておりますな。高値圏からもう一段上げるには、何が必要になるのでしょうか。これから史上最高値を記録する銘柄が、どんどん出てきて欲しいですな。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

日本経済がこれから上向いていく機運が高まっている一方で、岸田内閣が経済政策を打ち出す余裕が無いのが悲しいですな。良いように捉えれば、新NISAや東証のPBR1倍割れ是正だけで株価をこれほど押し上げたのは称賛に値します。(まぁ、あくまで懐疑的憶測は多々あれど…)

2月5日~9日の日経平均に関しては、半導体関連などのハイテク株の勢いが落ち着いたかと思われた矢先、8日・9日の連騰で大台の37000円台に乗りました。日本の相場全体を強気と表現して間違いではないにしても、決算シーズン独特の短期的な乱高下で痛い目に遭わないよう注意は必要ですな。

この勢いはどこまで続くのか…期待と不安が入り交じるムードは緊張感がありますねぇ。とはいえ、あたくし自身は日本株のポテンシャルは十分にあると信じております。大型株が上がった後に小型株も追って上がるのが理想ですが、どうもここ数年で大型のバリュー株と小型のグロース株のパフォーマンスに差がついているのが懸念点ですかねぇ。

小型のグロースが復活した際には、本当の株高と言えるかもしれません。少しずつその萌芽は見られますが、小型株を全体で見るとまだまだと言ったところでしょうか。依然として決算通過後も低PBRの銘柄はたくさん存在しておりますので、低リスクの堅実な投資が求められている気がします。さて、今週もこの強気相場で気になる銘柄をチェックです。

しっかりと下値を切り上げている協栄産業<6973>は、1月30日の決算で上方修正と増配を発表し好感されました。半導体など電子機器商社のテーマ性を有しており、昨年来高値を更新後もPER・PBRは割安です。どこまで上昇トレンドを形成するのか、今後も監視を強めて参ります。

環境コンサル及び建設コンサルを主力とするいであ<9768>も、2月5日の好決算と併せて増配を発表しました。24年12月期の見通しも過去最高益に匹敵する水準ですので、チャート(日足)は窓を開けて動意しております。

化成品・産業資材を手掛けるパーカーコーポレーション<9845>も決算後に昨年来高値を更新しましたねぇ。自動車業界の復調により、自動車用防音材など自動車向けが好調な模様。24年3月期は過去最高益を更新する予想ですので、PER・PBRが割安の同社はどこまで下値を切り上げるのか注視したいです。

2月に入り物色され始めた今仙電機製作所<7266>は、2月8日の決算で上方修正も発表しました。自動車用の電装品などを手掛ける同社は、業績が急回復しているようですねぇ。トレンドを形成できるか監視中。

エッジAI関連で思惑がある日本ラッド<4736>は、2月5日の決算が通期計画を超過して好感されましたな。独立系のシステムインテグレーターの同社は、金融から官公庁など幅広く案件を受注している模様。AI関連で時価総額100億以下の小型株は化ける可能性があるか注視したいです。

最後は発泡樹脂大手のJSP<7942>で締めさせて頂きます。同社もPBRが1倍割れで、自社株買いにも前向きな企業ですよ。直近の決算では上方修正するほど好業績で、チャート(日足)は一気に昨年来高値を更新しました。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

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