アップバンクがS高、PLANAとの資本・業務提携締結を材料視
AppBank<6177>がストップ高の水準となる前営業日比30円高の125円に買われた。前週末16日の取引終了後、広告代理業を中心とした企業グループの持ち株会社であるPLANA(福岡市博多区)との資本・業務提携の締結を発表。あわせて同社を割当予定先とする第三者割当増資などを開示した。経営再建の進展を期待した買いを集めたようだ。
通販専門の代理店などを展開するPLANAは、全国各地の地方テレビ局などのネットワークを持つ。アップバンクはメディア事業やストア事業での協業を進める方針。第三者割当増資とともに、PLANAやマイルストーン・キャピタル・マネジメント(東京都千代田区)などを割当先とする新株予約権も発行する予定。手取り概算で約8億4651万円を調達し、ストア事業での新規出店費用や広告代理店事業の運転資金などに充当する。