加藤製作所---通期予想の修正及び期末配当の増配を発表

材料
2024年2月19日 12時49分

加藤製作所<6390>は13日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.5%増の403.65億円、営業利益が同20.5%増の8.87億円、経常利益が同39.0%増の17.28億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同34.2%増の28.77億円となった。

日本の売上高は前年同期比3.2%増の361.51億円、セグメント利益は同62.3%増の17.55億円となった。国内向け建設用クレーンは、受注は好調なものの、主要部品供給不足の影響もあり、売上高201.06億円(前年同期比6.5%減)となった。海外向け建設用クレーンは堅調に推移し、売上高は35.42億円(前年同期比40.2%増)となった。国内向け油圧ショベル等の売上高は、競争激化による影響を受け、57.43億円(前年同期比4.0%減)となった。海外向け油圧ショベル等の売上高は、北米向けが堅調に推移し61.01億円(前年同期比42.1%増)となった。

中国においては、売上高は同20.7%減の14.94億円、セグメント損失は8.88億円(前年同期は5.89億円の損失)となった。建設需要の低迷により厳しい販売環境が継続している。

欧州の売上高は同6.2%増の38.99億円、セグメント利益は同97.8%減の0.01億円となった。材料高騰の影響を受けた。

その他地域においては、売上高は0(前年同期は1.63億円)、セグメント損失は0.62億円(同0.91億円の損失)となった。KATOWORKS(THAILAND)CO.,LTD.の操業停止により売上高は発生していない。

2024年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。 売上高が前期比2.7%減(前回予想比6.7%減)の560.00億円、営業利益が同4.7%減(前回予想と変わらず)の12.00億円、経常利益が同8.9%減(前回予想比88.9%増)の17.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.4%減(同10.0%増)の22.00億円としている。

また、同日、2024年3月期の期末配当金を前回予想から10.00円増配の30.00円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は50.00円(前期比20.00円増配)となる。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.