NY株式:NYダウは90ドル高、ハイテクがけん引(訂正)

市況
2024年3月2日 6時38分

下記の通り修正します。

(誤)38,087.38ドル

(正)39,087.38ドル

米国株式市場は続伸。ダウ平均は90.99ドル高の39,087.38ドル、ナスダックは183.02ポイント高の16,274.94で取引を終了した。

商業不動産セクターへの懸念が再燃し、寄り付き後、まちまち。その後、2月ISM製造業景況指数や2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に大幅悪化したため利下げ期待が再開、さらに、根強い人工知能(AI)関連需要への期待にハイテクセクターが続伸し、相場全体を押し上げた。ダウも上昇に転じ、終盤にかけて上げ幅を拡大。ナスダックは連日で史上最高値を更新し、終了した。セクター別では半導体・同製造装置、医薬品・バイテクが上昇した一方、保険が下落。

民間・軍用機の機体などの航空機構造の設計・製造を手掛けるスピリット・エアロシステムズ(SPR)は元親会社の航空機メーカーのボーイング(BA)が737型機の部品供給会社である同社の買収交渉をしているとの報道で、上昇。ボーイング(BA)は下落した。コンピューターメーカーのデル・テクノロジー(DELL)は第4四半期決算でAIの強い需要の勢いが支援した好決算が好感され、続伸。半導体のエヌビディア(NVDA)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)も期待感からそれぞれ連れ高となった。

一方、携帯端末のアップル(AAPL)はゴールドマンサックスが同社株を「強い買い推奨リスト」から除外したことが嫌気され、売られた。地銀のニュ―ヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)は融資審査に関する内部管理に重大な脆弱性を確認、証券取引委員会(SEC)への年次報告書の提出を延期すると発表し、大幅安。

エヌビディア(NVDA)の時価総額は初めて2兆ドルに達した。 生成AIの利用の急速な拡大が背景となる。

(Horiko Capital Management LLC)

《ST》

提供:フィスコ

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