ウィルGが24年3月期営業利益予想を上方修正
ウィルグループ<6089>がこの日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を1440億円から1380億円(前期比4.1%減)へ下方修正した一方、営業利益を42億円から45億5000万円(同14.4%減)へ上方修正した。
国内でセールスアウトソーシング領域やコールセンターアウトソーシング領域が計画を下回っていることや、海外でポストコロナの急激な人材需要が一巡し、厳しい市場環境が継続していることによって人材派遣及び人材紹介の売り上げが伸び悩み売上高は下方修正したが、連結子会社株式の売却で約14億円の売却益計上が見込まれることが営業利益を押し上げる。なお、連結子会社株式の売却に伴う税金費用の増加により、純利益は28億円から24億5000万円(同24.3%減)へ下方修正した。