日本ラッドは4営業日連続S高でカイ気配に張り付く、AI関連株に怒涛の攻勢続く
日本ラッド<4736>の上値追い鮮烈。株価は前日まで3営業日連続のストップ高に買われていたが、投資資金の攻勢は加速する一方で、きょうも前日比400円高はストップ高カイ気配で商いが成立しない状況となっている。米国株市場ではエヌビディア<NVDA>の時価総額急増が刮目されるなか、同社株をシンボルストックに人工知能(AI)関連株への買い人気が際立つ。東京市場でもAI関連株への資金流入が際立っており、そのなかAIソリューションで強みを持つ日本ラッドは業績も絶好調で急浮上、チャットGPTを使った単一特許に対する要約アプリや、特許審査基準に対するQAアプリの開発などに成功している実績も評価され、生成AI関連の有力株として異彩人気となった。足もとの業績は主要顧客のシステム開発需要が急増していることに加え、IoTインテグレーションも組込ライセンス案件が飛躍的に伸び収益を押し上げている。24年3月期営業利益は期初見通しの1億5000万円から2億5300万円(前期比2.9倍)に大幅上方修正している。