RIZAPグループ、東証プライム市場への上場準備と財務基盤強化を発表
RIZAPグループ<2928>は7日、代表取締役社長 瀬戸健氏の同社株式の立会外分売の予定と東京証券取引所プライム市場への新規上場申請に向けた準備に着手していることを発表した。
瀬戸氏は立会外分売にて発行済み株式の4.99%に相当する2775万株を売却するが、瀬戸氏はその売却資金で、昨年8月に開示された第2回新株予約権を実行する予定。本募集新株予約権の行使により、同社の資本は最大で 106 億円以上の増加となり、大幅な財務基盤の強化が実現することとなる。同社は、この資金を、財務基盤強化のための施策ならびに chocoZAP 事業の成長投資資金等の調達手法のひとつとして位置付け、来期24年3月期上期にchocoZAP事業の成長投資を前倒しして実行する方針。
また、同社は東京証券取引所プライム市場への新規上場申請に向けた準備に着手しており、そのための必要な施策の一環として、関連当事者取引の解消のために2023 年 8 月 14 日及び 2024 年 1 月 29 日に実施した、瀬戸健社長の資産管理会社である CBM 株式会社からの資本性劣後ローンの返済を今後検討していくことも発表した。
《FA》