3月7日のNY為替概況

市況
2024年3月8日 5時15分

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円59銭まで下落後、148円29銭まで反発し、引けた。

米10-12月期単位労働コスト改定値が予想外に下方修正され金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が上院銀行委員会で「もし、経済が想定通りに展開した場合、年内に利下げ開始することが可能に」「利下げを確信するのはそう遠くはない」と、年内の利下げの可能性を示唆したため長期金利低下に伴うドル売りが一段と加速。欧州引けにかけ、売りが後退した。

ユーロ・ドルは1.0867ドルから1.0915ドルまで上昇し、引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で予想通り政策金利を4会合連続で据え置き、成長やインフレの見通しを下方修正したためFRBより先に利下げを開始するとの見方が強まった。さらに、ラガルド総裁は会見で、利下げに慎重な姿勢を表明も、6月の利下げの可能性を示唆したためユーロ売りが加速。その後、ドル売りが加速し、反発。

ユーロ・円は、160円56銭へ下落後、162円04銭まで上昇した。

ポンド・ドルは1.2743ドルから1.2809ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.8804フランから0.8775フランまで下落した。

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.