東京株式(前引け)=前日比336円高、半導体関連株が反発に転じる
8日前引けの日経平均株価は前日比336円53銭高の3万9935円24銭。前場のプライム市場の売買高概算は12億8243万株、売買代金概算は3兆7228億円。値上がり銘柄数は1141、値下がり銘柄数は469、変わらずは44銘柄だった。
日経平均株価は反発。前日の米株式市場では、エヌビディア<NVDA>など半導体関連株が上昇しNYダウは130ドル高と続伸した。これを受けた、東京市場も日経平均株価は値を上げてスタートした。一時はマイナス圏に転じる場面もあったが、下値には買いが入り売り一巡後は再び上昇基調を強めた。前日に下落した半導体関連株に買いが流入し、日経平均株価の上昇幅は300円を超え4万円に迫った。今日は先物とオプションが同時に清算を迎えるメジャーSQ(特別清算指数)の算出日で出来高も膨らんでいる。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>が値を上げ、ディスコ<6146>やSCREENホールディングス<7735>も買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>もしっかり。半面、トヨタ自動車<7203>が安く、オリエンタルランド<4661>やさくらインターネット<3778>が値を下げた。