【今週読まれた記事】半導体・AIが起こす上昇気流と賞味期限
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は3月2日から8日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
日経平均株価はついに未踏の4万円台を突破。34年ぶり高値更新からわずか2週間、その間ほとんど下げることなく一気に4万円まで到達してしまったことに驚きを禁じえません。その後も旺盛な買い意欲に支えられ底堅い展開が続きましたが、7日木曜日にはついに前日比492円安と、まとまった下落となりました。結局、日経平均は前週末比0.6%安の3万9688円と、6週ぶりの反落。過熱感が意識されているだけに、ここから調整局面が訪れることも考えられます。
株探では4万円を突破した4日の引け後、「【緊急特集】日経平均が初の4万円台突入、TOPIX最高値奪還の命運握る銀行株」を特別配信。まだ最高値更新を果たしていないTOPIXに焦点を当て、課題となる問題を整理しました。この記事は多くの方に注目され、アクセスランキング上位入りとなりました。
更に8日、マーケットの最前線で取材業務に携わる株探編集部・日本株担当の記者有志が集まり、それぞれの相場観や有望株について語り合った座談会を配信。前後編にわたって、AI半導体相場の“賞味期限”や今後の展望について議論しました。今後の相場を占うヒント満載の記事です。まだお読みになっていない方はぜひご覧ください。
【株探記者・特別座談会】マーケット記者が見る日経平均4万円時代 今後の相場展望と注目銘柄(前編)
【株探記者・特別座談会】マーケット記者が見る日経平均4万円時代 今後の相場展望と注目銘柄(後編)
ほぼ調整のない上昇相場に「内心では反動が出ることへの不安心理も拭えない」としながらも「ここから3月末は配当権利取りなど好需給に支えられる時期にあり、下値リスクは軽減されるとみている」と予想するのは<相場観特集>で見通しを伺った雨宮総研代表の雨宮京子氏。調整局面に移行するとすれば「新年度入りしてから」と想定しています。
多くの株高要因を挙げつつ「『それにしても』である」と、通常ではありえない上昇スピードに「なんらかの地殻変動が起きている」と述べるのは大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─日本の未来を創る『半導体列島』構想!国策支える関連株」の北浜氏。同氏は「かつてダムが全国各地に建設されたように、いまは半導体関連施設の建設が国策で行われている」と、半導体への国費投入が異例の株高の要因になっていることを指摘。北浜氏のコラムは今週も大人気となり、ランキング4位を獲得しました。
そのほか、1989年のバブル相場と現在を比較し「いまの状況は大勢観からすればまだ前半戦」と論じた「【植木靖男の相場展望】 ─いずれ本格バブル相場へ移行か」など、相場コラムは今週もすべての記事が上位ランクインしています。どの記事もお見逃しなく。
【杉村富生の短期相場観測】 ─何だこれは? 9600兆円対400兆円!
富田隆弥の【CHART CLUB】 「調整アノマリーとメジャーリーグ開幕」
雨宮京子氏【日経平均ついに4万円突破、最高値圏を突き進むか】(1) <相場観特集>
田部井美彦氏【日経平均ついに4万円突破、最高値圏を突き進むか】(2) <相場観特集>
日経平均を4万円台へと押し上げる原動力となった半導体関連株に続き、ここ「人工知能(AI)関連」に注目が集中しています。シンボルストックの米エヌビディア<NVDA>の株価は上昇を続け、時価総額は米グーグル(アルファベット<GOOGL>)、米アマゾン<AMZN>を抜きアップル<AAPL>に急接近。AI関連には中小型株も多く、個人投資家が参戦しやすいことも大きな特徴です。「『生成AI』爆騰モードへ、テンバガーの萌芽『最強AI関連』7銘柄 <株探トップ特集>」は、ビジネスモデルに成長性を内包し株価の居所を変えることが期待される有望株を7銘柄厳選して紹介。2位以下を倍以上のアクセスを獲得して突き放し、見事ランキング首位に輝きました。
投資テーマ関連ではそのほか、過去にも大化け株を連発している「ゲーム関連」の中小型株から、注目5銘柄を取り上げた「業績と株価の急変貌相次ぐ、ホットマネーが狙う『ゲーム関連』5銘柄 <株探トップ特集>」がトップ10入りしたほか、以下の記事が上位入りとなりました。
IPO市場は春相場に舞うか、不振脱し3月銘柄に活躍期待が膨らむ <株探トップ特集>
デジタル化で市場拡大、輝き増す「屋外広告」関連株にズームイン <株探トップ特集>
「半導体部材・部品」が7位、24年の半導体市場は様変わりへ<注目テーマ>
また、過去に配信した以下の特集記事が掘り起こされランキング入り。現在の状況を踏まえて読み直すと新たな発見があるかもしれません。
ラピダスが鳴らす復活の鐘、超買い場の「日の丸半導体・特選6銘柄」 <株探トップ特集>
進撃のトランプ、現実味帯びる「もしトラ」でざわめき立つ関連株 <株探トップ特集>
アクセスランキング2位は「新たな成長ステージへGO! 24年3月期『最高益復活』6銘柄リスト <株探トップ特集>」。日経平均が高値更新を続けるなか、TOPIXやグロース株指数も水準を切り上げており、物色の裾野が広がっていることが確認できます。記事では足もと業績が好調で“8年以上ぶりに最高益更新の見通し”を示した銘柄に注目。長期停滞を脱し成長ロードへ回帰した6銘柄を紹介し、多数のアクセスを獲得しました。
銘柄スクリーニング記事ではそのほか、10-12月期(第3四半期)に経常利益が前年比で“倍増”した企業にスポットを当てた人気記事の第4弾「23年10-12月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第4弾〕 36社選出 <成長株特集>」が上位入りしたほか、通期計画に対する進捗率が高く“上方修正”する可能性が高い銘柄をリストアップした「上方修正“先回り”、24年3月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>」が週半ばの木曜日配信にもかかわらずランキング入りしています。待望の〔第2弾〕は明日10日の19時30分に配信予定です。
3月期末を控え、高配当利回り銘柄への注目度も高まっています。「3月配当取りを狙える【高利回り】ベスト50 「プライム」編 <割安株特集>」が14位となったほか、以下の記事も上位入りとなりました。
3月配当取りを狙える【高利回り】ベスト50 「スタンダード他」編 <割安株特集>
10万円以下で買える、連続増益&低PER 18社【プライム】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、連続増益&低PER 25社【スタンダード】編 <割安株特集>
今週の株探プレミアムコラムは「調査!24年の日本株戦略」のアンケート回答者へのインタビューを元にした「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技」シリーズを3本配信。1記事目はFXやCFD(差金決済取引)を中心に日本株の個別投資も手掛ける専業トレーダー“なつみ そら”さん(ハンドルネーム)を特集した「買いの好機は月2回、NISAでも使える個別株投資の技」。最終回となる今回は、月に2度決まった時期に有望株を見つけて仕込む“二毛作”スタイルでもリターンを狙う“そらさん”の銘柄選びのコツに注目。仲間と構築した「値動きの原則」を応用した“個別株トレード戦略”の詳細を解説しながら、リスクを避けつつ着実にリターンを稼ぐ秘訣を紹介します。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。
2記事目は銀座でバー経営をしながら長期投資を軸に4億円を運用している“浅川夏樹”さん(ハンドルネーム)を取材した「割安成長株、高配当と値上がり益の"いいとこ取り"作戦で資産4倍化に貢献」。今回は中小型・割安成長株狙いの投資で資産を拡大させている浅川さんのポートフォリオの主力銘柄”LAホールディングス<2986>”を例に、成長性の評価ポイントや長期目線で銘柄を追いかけるためのコツなどを解説。資産配分の一環として足もとで進めている“新NISAを活用した積立投資”の銘柄紹介も織り交ぜつつ、堅実投資で着実に資産を伸ばす技を明かします。
3記事目は“浅川夏樹”さん編の最終回となる「成功確率が高いんです! の『アクティビスト便乗作戦』で+25%」を配信。主軸の配当重視の長期投資のほか、サテライト的に短中期でキャピタルゲインを狙う投資も行っている浅川さん。今回はなかでも本人が“成功の確度が高い”と考えるアクティビスト(物言う株主)の動きに便乗したイベント投資に焦点を当て、テクニカル指標や理論株価を用いてトレードのタイミングを見極めるコツを掘り下げていきます。
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株探の看板記事「明日の好悪材料」と「本日の【サプライズ決算】速報」は、引け後の材料をまとめてチェックできる便利な記事です。情報収集にぜひご活用下さい。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月1日発表分)
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