セックが急反発、ISS内運搬・操作ロボットシステムの開発契約先に選定
セック<3741>が急反発している。11日の取引終了後、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の「ペイロードの管理・運搬・操作ロボットシステム『PORTRS』ISS実証用システムの開発」に、同社を代表者とする開発チームが契約先として選定されたと発表しており、好材料視されている。
「PORTRS」は、ISS(国際宇宙ステーション)の「きぼう」日本実験棟で動作する多肢ロボットを地上から遠隔操作することで、実験サンプルなどの物品の搬送・操作や、船内の状態の確認・監視を自動化するためのシステム。契約業務では、多肢ロボットを含む「PORTRS」のISS実証用システムの構築及びISSにおける実証運用の支援を行うとしており、この開発を同社や浜野製作所(東京都墨田区)、ウェルリサーチ(千葉県市原市)、コニカミノルタ<4902>のチームが共同で行うとしている。