ギグワークス、11~1月期は経常利益14倍
ギグワークス<2375>は12日の取引終了後、24年10月期第1四半期(23年11月~24年1月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比4.4%減の64億800万円、経常利益は前年同期比14倍の9900万円となった。
オンデマンドエコノミー事業では、IT機器のキッティング業務や設定設置業務が低調に推移した。一方、前年同期のコロナ関連業務に代わって調査業務など非IT領域での需要を取り込んだ。デジタルマーケティング事業に関しては収益構造の改善を進め、物販における赤字は減少。大口取引も寄与しセグメントで黒字を確保した。更にシステムソリューション事業では、自社開発商品のCRMシステム「デコールCC.CRM3」の受注が増加。受託開発業務やシステムエンジニアリングサービスにおいてビジネスパートナーとの連携効果や契約単価などの見直しも奏功し、大幅な増益となった。