決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … ラクスル、gumi、日本駐車場 (3月8日~14日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 巴工業 <6309>
24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の11.6億円に急拡大し、通期計画の42億円に対する進捗率は27.7%に達し、5年平均の20.3%も上回った。
★No.2 鎌倉新書 <6184>
24年1月期の連結経常利益は前の期比18.7%増の8.1億円に伸び、25年1月期も前期比35.0%増の10.9億円に拡大を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 鴻池運輸 <9025>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の148億円→166億円(前期は142億円)に12.2%上方修正し、増益率が3.6%増→16.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<6309> 巴工業 東P +19.32 3/14 1Q 111.45
<6184> 鎌倉新書 東P +15.13 3/14 本決算 35.02
<9025> 鴻池運輸 東P +14.40 3/14 3Q 15.71
<3665> エニグモ 東P +10.45 3/14 本決算 -
<3662> エイチーム 東P +10.26 3/ 8 上期 赤転
<3921> ネオジャパン 東P +10.10 3/13 本決算 17.75
<2294> 柿安本店 東P +8.26 3/12 3Q -
<3539> JMHD 東P +7.18 3/13 上期 31.47
<2353> 日本駐車場 東P +3.14 3/ 8 上期 -8.18
<2198> アイケイケイ 東P +3.01 3/14 1Q 19.78
<4384> ラクスル 東P +2.61 3/13 上期 35.15
<3903> gumi 東P +1.99 3/ 8 3Q 赤転
<2695> くら寿司 東P +1.50 3/12 1Q 黒転
<7856> 萩原工業 東P +1.45 3/11 1Q 106.21
<1766> 東建コーポ 東P +0.95 3/13 3Q 3.59
<8079> 正栄食 東P +0.95 3/14 1Q 93.45
<2163> アルトナー 東P +0.93 3/14 本決算 10.97
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース