カラダノートがS高カイ気配、上期営業損益が黒字転換し通期計画上回る
カラダノート<4014>が朝方から気配値を切り上げ、ストップ高の635円水準でカイ気配となっている。前週末15日の取引終了後に発表した第2四半期累計(23年8月~24年1月)単独決算が、売上高12億円(前年同期比17.9%増)、営業利益5500万円(前年同期9700万円の赤字)、最終利益5800万円(同1億900万円の赤字)と営業損益が黒字転換し、また通期計画を上回って着地したことが好感されている。
家族向け事業で、予定利率が高まったことで貯蓄性の高い一時払い保険の加入が伸びたことや、コロナ禍による食材宅配需要が一巡し事業者によるプロモーションが再開されたことなどが底上げ要因となった。また、社会向け事業で、引き続き保険領域・製薬領域でのPoC(概念実証)案件を継続実施していることなども寄与した。
なお、24年7月期通期業績予想は、売上高23億円(前期比11.8%増)、営業利益5000万円(前期1億3700万円の赤字)、最終利益3400万円(同2億7200万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。