明豊エンタが急反発、上期営業利益15倍で従来予想を大きく上振れ
明豊エンタープライズ<8927>が急反発している。前週末15日の取引終了後に発表した第2四半期累計(23年8月~24年1月)連結決算が、売上高108億6800万円(前年同期比3.2倍)、営業利益13億7400万円(同15.4倍)、最終利益8億3500万円(前年同期4600万円の赤字)となり、従来予想の営業利益(9億3100万円)を大きく上振れして着地したことが好感されている。
主力の不動産販売事業で、第3四半期以降の販売を予定していた案件を第2四半期に繰り上げて販売を行うこととなったことに加えて、販売済み案件がいずれも想定より高い利益率・利益額を確保できたことなどが要因としている。
なお、24年7月期通期業績予想は、売上高193億5500万円(前期比26.9%増)、営業利益16億6100万円(同27.3%増)、純利益6億8700万円(同7.7%増)の従来見通しを据え置いている。