高見サイが大幅反発、24年3月期業績及び配当予想を上方修正
高見沢サイバネティックス<6424>が大幅高で3日ぶりに反発している。前週末15日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を125億円から132億円(前期比23.2%増)へ、営業利益を5億4000万円から9億円(同38.5%増)へ、純利益を3億9000万円から6億2000万円(同37.5%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を14円から17円へ引き上げたことが好感されている。
主に交通システム機器部門で自動券売機などをはじめとする出改札機の売り上げが増加したほか、機器の改造案件が増加したことが要因。また、原価率の低い交通システム機器の改造案件が増加したことに加えて、原価低減への取り組みが奏功したことも寄与する。