アグレ都市が大幅続落、24年3月期業績及び配当予想を下方修正
アグレ都市デザイン<3467>が大幅続落している。前週末15日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を302億5000万円から275億7000万円へ、営業利益を24億2400万円から15億9300万円へ、純利益を14億6400万円から8億6400万円へ下方修正し、あわせて期末一括配当予想を78円から60円(前期78円)へ引き下げたことが嫌気されている。
24年3月期第3四半期から連結決算に移行したため前期との比較はないものの、主力の戸建販売事業で第4四半期に引き渡しを予定していた一部の物件の完成が来期以降にズレ込んだことに加えて、消費マインドの低下により第4四半期の販売棟数が計画を下回ったことが要因という。また、戸建事業用地の価格高騰や建材・住設機器などの原価の上昇や、完成在庫の早期販売のための価格改定や値引き販売を実施したことなどで、売上総利益率が低下したことも響くとしている。