Mipoxが続急騰、半導体関連の出遅れで機関投資家の実需買い観測も
Mipox<5381>が全般軟調地合いに抗して続急騰。マドを開け9%近い上昇をみせ590円台まで上値を伸ばす場面があった。表面加工処理に使う液体研磨剤で高い商品競争力を誇り、パワー半導体向けエッジ研磨や表面研磨で高水準のニーズを獲得している。24年3月期は営業損益が7億円の赤字に転落する見込みで株価も低迷していたが、25年3月期は半導体業界の活況を背景とした研磨剤の需要回復が牽引し、急回復が予想される状況となっている。株式需給面では一部機関投資家の実需買いも観測され、上値指向がにわかに強まっている。