マイクロ波がS安ウリ気配、24年3月期一転最終赤字の見通しで見切り売り
マイクロ波化学<9227>がストップ安の水準となる前営業日比300円安の938円でウリ気配となっている。18日の取引終了後、24年3月期の業績予想の修正を発表。これまで8900万円の黒字としていた最終損益予想について、9億6500万円の赤字(前期は7500万円の黒字)に見直した。増益予想から一転して最終赤字に転落する見通しとなったことが、見切り売りを促す要因となったようだ。大阪事業所の再編に伴う固定資産除却損2100万円を特別損失として計上した。加えて、ショ糖脂肪酸エステル事業を手掛ける関連会社のティエムティ(三重県四日市市)の解散決定に伴う関係会社整理損10億2900万円とともに、投資有価証券評価損400万円を特別損失として計上する。