東京株式(前引け)=大幅続伸、売買代金も3兆円超と活況

市況
2024年3月21日 11時49分

21日前引けの日経平均株価は前営業日比666円92銭高の4万670円52銭と大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は11億3236万株、売買代金概算は3兆399億円。値上がり銘柄数は1277、対して値下がり銘柄数は324、変わらずは55銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場はリスク選好の地合いが継続し日経平均の上値追いが加速、一時700円を超える上げ幅を示す場面もあった。東京市場が休場の間に米国株市場ではNYダウが大きく水準を切り上げ、2営業日合わせて700ドル以上も上昇しており、これに追随する格好となった。米株価指数先物が引き続き上値指向となっていることも投資家のセンチメントを強気に誘導している。先物主導のインデックス買いによる影響はあるが、個別株の物色意欲も旺盛で前引け時点で全体の77%の銘柄が値を上げた。また、売買代金は3兆円を上回るなど活況を呈している。

個別ではレーザーテック<6920>が断トツの商いをこなし上値追い継続。東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置の主力銘柄が総じて高い。トヨタ自動車<7203>も買い人気を集めた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも活況高。日立製作所<6501>、三菱重工業<7011>なども値を上げた。富士石油<5017>、北越コーポレーション<3865>はストップ高を演じた。半面、川崎汽船<9107>が軟調、SMC<6273>も売りが優勢となった。ギフトホールディングス<9279>が利食われ、ACCESS<4813>も利益確定売りに押される展開。

出所:MINKABU PRESS

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