NY為替:日銀追加利上げ観測で円買い強まる

通貨
2024年3月23日 6時47分

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円49銭から151円01銭まで下落後、再び上昇し、151円38銭で引けた。2024年春闘賃上げ率は第2回集計でも平均賃上げ率5%超と33年ぶりの高水準を維持したとの報道を背景に10月までの日銀の追加利上げ観測を受けた円買いが強まった。その後、対欧州通貨絡みのドル買いやロシアでの銃撃戦の報道を受けて質への逃避のドル買いも強まったと見られる。

ユーロ・ドルは1.0830ドルから1.0805ドルまで下落し、1.0809ドルで引けた。関係筋の話として欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がユーロ圏首脳に物価の低下が続くと言及したとの報道やシクルーナ・マルタ中銀総裁が4月利下げの可能性に言及し、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、163円87銭から163円49銭へ下落。日欧金利差縮小観測に円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.2581ドルから1.2624ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9008フランから0.8970フランまで下落した。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.