CIJが連日のS高カイ気配と異彩人気、AI人材育成に注力の構えでエヌビディア関連の思惑も
CIJ<4826>が強烈人気、前週末に1本値で150円高はストップ高となる953円に買われたが、きょうは一段と買いの勢いが増し、37万株以上の買い注文で連日のストップ高カイ気配に張り付いている。前週末時点で上場来高値を更新しており、時価は青空圏を突き進む状態。システムインテグレーターとしてその技術力の高さに定評があり、日立製作所<6501>やNTTデータグループ<9613>からの開発受託を原動力に収益拡大路線を走る。日立が米画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>とサーバーやメタバース領域などAIシステムの開発で協業を発表したが、これに先立ってハイスペック人材の育成などAI分野に傾注する方針を打ち出しているCIJにとっても商機が巡る可能性がある。なお、同社は今月末の株主を対象に1株を1.5株にする株式分割を発表しており、この駆け込み権利取りの買いも物色人気を助長しているもようだ。