ハニーズHDが大幅反発、第3四半期営業利益2ケタ増
ハニーズホールディングス<2792>が大幅反発している。28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年6月~24年2月)連結決算が、売上高397億4700万円(前年同期比6.0%増)、営業利益39億2100万円(同11.1%増)、純利益27億9200万円(同14.4%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。
残暑の影響もあって秋物の立ち上がりに遅れはあったものの、気温の低下とともに秋冬物が順調に推移した。また、EC事業の伸長に加え、適時適切な商品投入や在庫コントロールのもと、プロパー消化の促進と値引きの抑制に努めたことや、ASEAN生産比率の維持とミャンマー子会社の生産効率向上に努めたことも増益に寄与した。
なお、24年5月期通期業績予想は、売上高570億円(前期比3.8%増)、営業利益73億円(同4.8%減)、純利益48億円(同10.1%減)の従来見通しを据え置いている。