決算マイナス・インパクト銘柄 … マルマエ、FフォースG、コーセル (3月22日~28日発表分)

特集
2024年3月30日 15時00分

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から29日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 FフォースG <7068>

24年5月期の連結経常利益を従来予想の13.5億円→11.3億円(前期は10.2億円)に16.2%下方修正し、増益率が32.7%増→11.2%増に縮小する見通しとなった。

▲No.2 建設技研 <9621>

23年12月期の連結経常利益は前の期比23.3%増の101億円に伸びたが、24年12月期は前期比16.3%減の85億円に減る見通しとなった。

▲No.4 オプトエレ <6664>

24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の連結経常損益は1億5900万円の赤字(前年同期は3200万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<7068> FフォースG  東G   -11.60   3/28   3Q    25.18

<9621> 建設技研    東P   -8.47   3/26 本決算   -16.28

<6905> コーセル    東P   -6.71   3/22   3Q    87.06

<6664> オプトエレ   東S   -5.59   3/27   1Q    赤転

<3160> 大光      東S   -3.15   3/25   3Q    51.14

<6264> マルマエ    東P   -3.00   3/28  上期    赤転

<2796> ファマライズ  東S   -2.97   3/25   3Q   -10.22

<9976> セキチュー   東S   -0.23   3/28 本決算   -30.90

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした29日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。

「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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