KLabが大幅安で5日続落、繰延税金資産の取り崩しを嫌気
KLab<3656>が大幅安で5日続落した。前週末の3月29日の取引終了後、24年12月期第1四半期(1~3月)の決算において、繰延税金資産を約4億5400万円取り崩す予定だと発表しており、嫌気されたようだ。モバイルオンラインゲーム事業で開発中の新規タイトルに関し、協業先が日本向けのプラットフォームにおけるリリース予定時期の表記を3月中から9月に変更した。これに伴い、将来の課税所得の見積もりが必要となり、税務上の繰越欠損金に関する評価性引当額の増加分について、同額の繰延税金資産を取り崩す。将来見積もりの内容によっては金額が変動する可能性があるとしている。