ニレコは大幅高で32年ぶり高値圏を快走、業績絶好調で半導体向けレーザーに更なる成長期待
ニレコ<6863>が大幅高。一時135円高の2215円まで上値を伸ばし、3月8日につけた年初来高値2189円を払拭し新値街道に躍り出た。鉄鋼業界向けなどを中心にプロセス制御装置、マーキング装置などを製造するほか、半導体製造装置分野向けレーザーや、光学部品などのオプティクス事業にも積極展開し需要を獲得している。業績は絶好調に推移しており、営業利益は23年3月期に前の期比倍増となる11億8200万円を達成し、24年3月期も前期比18%増の14億円見通しと急拡大を見込んでいる。中期的にも国内で大規模な半導体工場の設立が相次ぐなか、半導体向けレーザーなどの成長期待が強い。株価は1992年以来約32年ぶりの高値水準で、実質青空圏を走る展開となっている。
最終更新日:2024年04月02日 10時11分