フロイントが急伸、顧客の設備投資ニーズ高く24年2月期業績は計画上振れ
フロイント産業<6312>が急伸し年初来高値を更新している。1日の取引終了後、集計中の24年2月期連結業績について、売上高が従来予想の200億円から225億円(前の期比14.5%増)へ、営業利益が7億円から12億円(同2.7倍)へ、最終利益が4億5000万円から7億円(前の期5億3800万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
中核事業である機械部門において、国内では医薬品供給不足を背景とした大手メーカーの設備投資ニーズの高まりが続くなか、協力会社とともに早期出荷に努めたことが奏功した。また、海外子会社で中南米案件の着実な出荷に向けて注力したことも寄与した。